インターネット・回線

SIMロック廃止!各キャリアがSIMフリーになりますが注意点も解説!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Docomo・au・ソフトバンクの大手キャリア3社がSIMフリーになりました。
安いスマホへも簡単に乗り換えができるようになりますが、電波状況は果たしてどうなのでしょうか?
乗り換えをしてみたけど電波が急に入りづらくなったということが無いように、キャリアが提供している電波の周波数帯から比較して見ましょう。

ソフトバンクからYmobileの場合には、使える周波数帯も同じなのでお得かもですね。

SIMロック廃止!各キャリアがSIMフリーになりますが注意点も解説!

各キャリアがSIMフリー対応になりました。

SIMフリーとは、スマホ本体に入れる物理SIMがどのキャリアのものを入れても利用できる状態がSIMフリーです。
SIMフリーと逆がSIMロックですね。
今までは、キャリアから販売されるスマホ本体にはSIMがロックされていました。
Docomoには、DocomoのSIMしか利用できないというのが通常のSIMロックです。
これは本体を購入されたあとで、他の料金プランが安いSIMに変更されないようにというのが理由ですね。

SIMをロックすると購入したキャリアのSIMしか使えないので高い通話料金のSIMをイヤイヤでも使うしか有りませんでした。

 

SIMロックが解除されて

  • どのキャリアでも使えるので料金プランが安い。
  • 通信環境はどうなの?

この2つは絶対に知っておきたいことですね。

特に通信環境は、スマホの本体によって使える周波数帯が違うので注意が必要です。

  1. キャリアの周波数帯とスマホ本体で使える周波数帯の見分け方
  2. 各キャリアの特徴

を解説して行きます。

これはSIMフリーになっても非常に大切なことです。
新しくスマホを換えて電波が入りにくくなってしまったということが無いように注意しましょう。

キャリア別の周波数帯とSIMフリーで使える周波数帯の違い。

 

結論から先にいうと、

Docomoを利用していてSIMもDocomoの場合は、Docomoが提供している周波数帯は全て利用できます。
これは、auやSoftbankでも同じです。

問題となるのが、Docomoで購入した本体にauやSoftbankなど他のキャリアSIMを入れて使用した場合はプラチナバンドと呼べれる最も入りやすい電波が利用することができません。
その結果、電波が入らないということも考えられますね。
プラチナバンドとは、3大キャリアだけが持っている最も電波が入りやすい周波数帯です。
電波が入りやすいため、屋内でも十分に電波が届きます。
5Gなどの電波は高速性能には優れていますが、障害物や遮蔽物に弱くて屋内では繋がりにくいという問題があります。
スマホ本体によってSIMフリーで利用した場合に使える周波数帯は異なってきますので、こちらはしっかりと調べてから本体の購入をしたりSIMを交換しましょう。
それでも、iPhoneだけはSIMフリーでもすべての周波数帯が利用することができますよ。

本体がどの周波数に対応しているのかを調べるためには、各キャリアから発表されている対応表を調べることが1番ですよ。

周波数とバンドの対応表はこちらとなります。

周波数帯 バンド名 ドコモ au ソフトバンク 楽天
700MHz帯 バンド28
800MHz帯 バンド18/19/26
900MHz帯 バンド8
1.5GMHz帯 バンド11/21
1.7GMHz帯 バンド3
2.0GMHz帯 バンド1
3.4GMHz帯 バンドn77
3.5GMHz帯 バンド42
3.7GMHz帯 バンドn77/n78
4.5GMHz帯 バンドn79
28GMHz帯 バンドn257

3大キャリアだけが持っている電波がつながりやすいプラチナバンドは700MHz帯から900MHz帯となります。水色に色分けした部分になります。

バンド名だと、700MHz帯はB(バンド)28、800MHz帯はB(バンド)18と19、900MHz帯はB(バンド)8となっています。
このバンド名が機種で対応している周波数になります。

高速の5Gで使われるバンド名は赤色でわけられた3.7GMHz帯、4.5GMHz帯、28GMHz帯になります。

ちゅっとだけ知識として知っておいてほしいのがバンド26ですね。
800MHz帯のバンドに18/26と記載されている場合もありますが、このバンド26は18と19の2つを網羅することができるバンドです。使い勝手の良いバンドなんですよ。

各キャリアの機種別対応バンド一覧

各キャリアから機種別での対応バンド表が公式サイトから見ることもできます。
SIMを交換したあとで繋がらなくなってしまったということは、やはり困ってしまいます。
SIMフリーで利用する前に、どのキャリアからどの機種を購入して対応しているバンドは何かを調べてから繋がりやすさも良く理解して交換したいですね。

DocomoユーザーでSIMフリーを考えているかたはこちら▶▶▶

auユーザーでSIMフリーを考えているかたはこちら▶▶▶

SoftbankユーザーでSIMフリーを考えているかたはこちら▶▶▶

まとめ

各キャリアがSIMフリー対応になりました。

どのSIMでも使えるようになると、通信費の節約にも最適と思われるかもしれませんが注意点もあります。
気をつける点は、スマホ機種によって受信できる周波数が異なるという点ですね。
基本的にはDocomoで本体を購入してDocomoのSIMを利用する場合は、Docomoが提供している周波数はすべて受信することができます。これはauやSoftbankでも同様ですね。

しかしSIMフリーに対応したからと今まで利用してきた別会社のSIMを使う場合には、持っている機種がどの電波を受信することが出来るのかを知らなければ、結局SIMを交換して費用を抑えようと思っても電波が繋がらないという結果にもなりかねません。

機種によって受信できる周波数帯は、キャリア各社からホームページで確認することができるので、必ず確認しましょう。

最も電波が入りやすい周波数帯は、プラチナバンドと呼べれる700MHz帯から900MHz帯です。バンド名だと、8/18/19/26/28 の5種類がプラチナバンドになります。

スマホとのセット割も気になる方はこちら▶▶▶