Docomo・au・ソフトバンクの大手キャリア3社がSIMフリーになりました。
安いスマホへも簡単に乗り換えができるようになりますが、電波状況は果たしてどうなのでしょうか?
乗り換えをしてみたけど電波が急に入りづらくなったということが無いように、キャリアが提供している電波の周波数帯から比較して見ましょう。
ソフトバンクからYmobileの場合には、使える周波数帯も同じなのでお得かもですね。
SIMロック廃止!各キャリアがSIMフリーになりますが注意点も解説!
各キャリアがSIMフリー対応になりました。
SIMフリーと逆がSIMロックですね。
Docomoには、DocomoのSIMしか利用できないというのが通常のSIMロックです。
SIMをロックすると購入したキャリアのSIMしか使えないので高い通話料金のSIMをイヤイヤでも使うしか有りませんでした。
SIMロックが解除されて
- どのキャリアでも使えるので料金プランが安い。
- 通信環境はどうなの?
この2つは絶対に知っておきたいことですね。
特に通信環境は、スマホの本体によって使える周波数帯が違うので注意が必要です。
- キャリアの周波数帯とスマホ本体で使える周波数帯の見分け方
- 各キャリアの特徴
を解説して行きます。
これはSIMフリーになっても非常に大切なことです。
新しくスマホを換えて電波が入りにくくなってしまったということが無いように注意しましょう。
キャリア別の周波数帯とSIMフリーで使える周波数帯の違い。
結論から先にいうと、
Docomoを利用していてSIMもDocomoの場合は、Docomoが提供している周波数帯は全て利用できます。
これは、auやSoftbankでも同じです。
その結果、電波が入らないということも考えられますね。
電波が入りやすいため、屋内でも十分に電波が届きます。
それでも、iPhoneだけはSIMフリーでもすべての周波数帯が利用することができますよ。
本体がどの周波数に対応しているのかを調べるためには、各キャリアから発表されている対応表を調べることが1番ですよ。
周波数とバンドの対応表はこちらとなります。
周波数帯 | バンド名 | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天 |
700MHz帯 | バンド28 | ◎ | ◎ | ◎ | – |
800MHz帯 | バンド18/19/26 | ◎ | ◎ | – | – |
900MHz帯 | バンド8 | – | – | ◎ | – |
1.5GMHz帯 | バンド11/21 | ◎ | ◎ | ◎ | – |
1.7GMHz帯 | バンド3 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
2.0GMHz帯 | バンド1 | ◎ | ◎ | ◎ | – |
3.4GMHz帯 | バンドn77 | ◎ | – | ◎ | – |
3.5GMHz帯 | バンド42 | ◎ | ◎ | ◎ | – |
3.7GMHz帯 | バンドn77/n78 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
4.5GMHz帯 | バンドn79 | ◎ | – | – | – |
28GMHz帯 | バンドn257 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
3大キャリアだけが持っている電波がつながりやすいプラチナバンドは700MHz帯から900MHz帯となります。水色に色分けした部分になります。
バンド名だと、700MHz帯はB(バンド)28、800MHz帯はB(バンド)18と19、900MHz帯はB(バンド)8となっています。
このバンド名が機種で対応している周波数になります。
高速の5Gで使われるバンド名は赤色でわけられた3.7GMHz帯、4.5GMHz帯、28GMHz帯になります。
各キャリアの機種別対応バンド一覧
SIMを交換したあとで繋がらなくなってしまったということは、やはり困ってしまいます。
まとめ
各キャリアがSIMフリー対応になりました。
しかしSIMフリーに対応したからと今まで利用してきた別会社のSIMを使う場合には、持っている機種がどの電波を受信することが出来るのかを知らなければ、結局SIMを交換して費用を抑えようと思っても電波が繋がらないという結果にもなりかねません。
機種によって受信できる周波数帯は、キャリア各社からホームページで確認することができるので、必ず確認しましょう。